三日月のおしゃべり

日々の出来事や気づきを綴っています

介護休業を取得して思うこと

 今日、勤務先からメールがありました。

そろそろ来年度の人事を考える時期なのですね。

 

そういえば、昨年11月に話をした時、1月になったら、お母さんの状況も含め、一度連絡して、と言われていたのに、まだ連絡できていなかったことを思い出しました。

 

昨年までの状況であれば、母も良い方向に向かっていたので、リハビリを続けたら、早めの職場復帰もありかも、と考えていたのですが、先日の検査の後、予定変更の可能性も出てきました。

 

私の勤務先では、会社の制度として、介護休業を取得できるものの、これまで取得した社員はいないため、今回私が取得することで、会社には色々と迷惑をかけてしまったようです。

 

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介護休業は、育児休業と異なり、会社にとって、悩ましい制度かもしれません。

 

なぜなら、育児休業は、子供の成長と共に、終了の時期をはっきり決められますが、介護休業は、被介護者の状況がそれぞれ異なり、介護の必要性の判断も難しい上、いつまで休業が必要なのか、正直、取得者にもわからないからです(一応期限を届け出ていますが)。

 

また、育児休業を取得する社員は、比較的勤務年数の浅い、若い社員が多いのですが、介護休業を取得する社員は、勤続年数が長く、それなりの立場になっている場合が多いので、長期間休むことになると、休業中だけでなく、復職時の、人事の関係でも難しくなるようです。

 

介護離職の問題をよく耳にしますが、昨年、総務省が公表した「平成29年就業構造基本調査結果」によると、過去1年間に、介護・看護のために前職を離職した人は約9.9万人で、同じ期間に離職した人のうち、1.8%が介護等を理由に仕事を辞めていることになるそうです。

 

私も最初、辞めるべきか、休業を申請すべきか悩み、上司に相談しました。

 

「介護休業を取ると迷惑になるので、会社を辞めようかと思っています」という話をしたところ、「あなたが、介護休業を取得することは迷惑だ、と思うということは、もし自分の部下が、介護休業を取得したいと言ったら、その部下に対して迷惑だと思うってことだよね。」と言われたのです。

 

そうですよね。介護休業は必要だから取得するわけで、この制度を使うことによって離職しなくて済むのなら、誰もが気持ちよく取得できるよう、お互いに、協力し合って、休業中の仕事を支えていかなければいけないのですよね。

 

介護離職をしてしまうと、収入が無くなるだけでなく、精神面でも、肉体面でも、負担が増すと言われていますので、そういった介護離職者を出さないためにも、この制度がちゃんと利用できるよう、私もしっかり前例を作っておかなくてはいけないってことなのです。

 

もし私が、迷惑だから会社を辞めます、と言って辞めてしまったら、後に続く社員は、制度はあっても介護休業を取得するのはムリなのかと思ってしまうし、もし私が、介護休業に入るからポジションを下げて欲しいと依頼して、実際にそうなったら、後に続く社員は、介護休業を取得すると降格されるんだ、と思って取得しにくくなってしまうでしょう。

 

この時の上司の言葉で、自分が周りのことを考えているつもりで、実は自分のことしか考えていなかったのだ、ということを気づかされたのです。

 

しばらく組織から離れていたので、今は、自分と家族のことしか考えていない毎日ですが、 会社からの連絡で、また組織の一員へと戻るためには、もっと俯瞰的に考えないといけないということを、思い出したのでした。