早く出さなきゃ、出さなきゃ、と思いながら、どんどん時間が過ぎていき、やっとひな人形を出すことができました。
本当は、立春から2月中旬までに飾るのがよいそうですが。。。
しかも、実は、2年ぶりの登場です。。。
昨年は、なんだかんだで出すタイミングを逃してしまい、1年間ずっと気になっていたのです。
お雛様を出さないと娘が結婚できない、と聞いたことがあるのですが、そんなことないだろ、とは思っているものの、出さないことに、なんとなく罪悪感を感じてしまうのです。
それに、ずっと段ボールの中に入れられていたら、やっぱり可哀そうですよね。私も暗くて狭いところが大嫌いなので、1年に1回は、ちゃんと明るい場所に出してあげないとです。
ところで、雛人形って、どのような意味があるのでしょうか。
調べてみると、元々は、「上巳の節句」に、草や藁で作った人形(ひとがた)で体を撫で、穢れを移したものを川に流すことで厄払いとされていた行事と、貴族階級の女児が行っていた紙の人形のおままごと遊びである「ひいな遊び」が合わさって生まれたものだと言うことです。
そして、江戸時代になって人形作りの技術が発達し、紙で作られていた流し雛が、より精巧に豪華になっていき、だんだんと川に流すものから飾るものへと変わっていったようです。
雛人形には、女児の厄を引き受ける役目があり、災いがふりかからず、美しく成長して幸せな人生をおくれるようにという願いが込められているのですね。
娘たちが、これまで大きな問題もなく過ごしてこれたのも、雛人形のおかげかも、ということで、これからも面倒くさがらず、毎年出してあげられるようがんばろうと思います。