三日月のおしゃべり

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復職から1ヶ月経過し雑念で頭がゴミ屋敷 頭をスッキリさせるために瞑想に挑戦

復職してから1ヶ月経ちました。

やっぱり土日はほっとします。

 

と言っても、平日は最低限の家事しかできないので、土日でものんびり過ごすことはできないのですが。

 

母が病気になる前は、家事をほとんどやってくれていたので、私は会社中心の生活で、土日は買い物などに費やしていました。今思えば楽をさせてもらっていたのだな、とつくづく思います。

 

私の上司はいつも「オレは積極的に家事をしているから、主婦がどんなに大変かわかってるぞ」と言っているのですが、よくよく聞いてみるとゴミ出しと風呂洗いくらいしかやったことがないのです。

 

私もそんなレベルだったのだな、と思うと情けないですね。

 

毎日毎日、あれやらなきゃ、これやらなきゃ、と何かに追いかけられるように過ごしていると、だんだんと自分がどうしたいのかわからなくなってきます。

 

こういう時は「今」に集中して、ゴミ屋敷になりかけている頭の中をスッキリさせることが必要ですね。

 

そこで思い出したのが、昔買った『マインドフルネスの教科書』(藤井英雄著/(株)Clover出版)。

マインドフルネスの教科書

 

この中には日常生活の中でできる瞑想法が出ていたはず。読んだだけでやらなかったワークをちょっとやってみようかなと思い、さっそく本棚から引っ張り出してきました。

 

 

マインドフルネス瞑想を取り入れてみる

幻想

ぱくたそ

マインドフルネスは、自分を客観視する技術で、グーグルやインテル、P&Gなどの大企業の研修にも取り入れられているということで、数年前、話題になりましたね。

 

その起源はお釈迦様の手法。その手法が禅となり、中国を介して日本にも伝わりました。

 

東南アジアにはヴィパッサナー瞑想として伝えられ、20世紀になり、ニューエイジムーブメントに沸くアメリカに伝わり、マインドフルネス瞑想として広がったということです。

 

もしネガティブな感情にとらわれた場合、自分がネガティブな感情にとらわれていることに気づくことにより、そのネガティブ思考や感情、自分自身を取り巻く現実や自分自身を支配している潜在意識の偏った信念から一瞬だけ自由になれ、その結果、「今、ここ」で必要のないネガティブ思考が手放され、ネガティブ感情が癒されますそして、「今、ここ」で必要なことに気づき、「今、ここ」で必要なことに集中できるようになるというものです。

 

毎日、外からの刺激を受け続けていると、あれこれネガティブな思考が生まれ、その思考に巻き込まれて、焦りや不安などを感じるようになりますが、そんな時、ネガティブな思考をしている自分に気づくことで、平常心を取り戻し、今すべきことに集中できるようになるというのですね。

 

とても魅力的な方法ですが、これも一日、二日でできるようになるわけではなく、日々練習あるのみです。

 

まずは取り組めることからやってみようと、比較的取り組みやすそうな、「歩きの瞑想」「食べる瞑想」に挑戦です。

 

歩きの瞑想

歩く

イラストAC

朝、家を出てから駅につくまで歩いている間、頭の中はどんなことが浮かんでいるのでしょう?

 

「今日は電車遅れないといいな」「〇〇分の電車間に合うかな?」「今日の朝一の会議、資料漏れていないよね?」などなど、歩いている自分のことなんてこれっぽっちも気づいていません。

 

歩いていることに気付きながら歩く、とは具体的にどのような状態で歩けばいいのでしょうか?

 

本に載っていた「歩く瞑想」のやり方をみてみます。

 

歩くことに気付くと言っても、「自分は今歩いているんだ」と気づく段階から、「今、右足のかかとが地面について、親指の根本に圧力が移動した」というような、圧力の変化に気づいている段階まで色々とあります。

 

初心者は、自分が歩いているということに気づく、あるいは目の前の景色を楽しみながらゆっくり歩くということから始めるとよいそうです。

 

自分が歩いていることをしっかり気づくために、「ラベリング」をすると分かりやすいみたいですね。

 

最初は、右足が着地したら右足が着地した感触を確かめて「みぎあし」もしくは「みぎ」とラベリングし、左足が着地したら「ひだりあし」、「ひだり」とラベリングするという要領です

 

ラベリングすると、気づきが確かになるのですね。

 

それができるようになったら、だんだんと、右足のどの部分に圧力がかかって、どのように移動していくかなど、更に細分化して感じる練習をするとよいそうですが、通勤時間は時間に余裕がなく、電車に乗り遅れると困るので、詳細な気付きの訓練は休日に実践してみようと思います。

 

とりあえず通勤時は、「みぎ」「ひだり」を気づいていることと、道路沿いの花壇に植えられている花などに意識することなどから始めてみます。

 

食べる瞑想

食べる

イラストAC

会社ではお昼の時間は1時間あるのですが、以前は外に食べに行くことが多かったのですが、今は、お弁当を持っていき一人ランチを楽しんでいます。

 

週1、2回はみんなと食べに行くのはありですが、結局、話題と言えば、上司や他の社員のグチや噂話がほとんど。毎日そんな話を聞くのも疲れるし、時間がもったいない。

 

ということで、小さな会議室を独占し、静かなランチタイムを過ごすことにしました。

 

このお昼の時間、やりたいことは沢山あるのですが、しばらくは食べる瞑想に挑戦です。

 

方法は以下のとおりです。

 

食べるときには、スマホ等はしまいます。

 

まずはお弁当をじっくり眺め、においをかぎ、どれから食べたいのか身体の声を聴きます。

 

選んだら、少量を箸(フォーク、スプーン)でとりにおいをかぎ、口に入れます。

 

口に入れたら一旦箸は置き、飲み込むまで口の中に集中します。

 

口の中では食材お舌ざわりを楽しみ、ゆっくりと噛みます。この間、自分が食べていることに気付いておきます。

 

十分に味わったらゆっくりと飲み込みます。

 

飲み込んだらしばし後味を楽しみます。

 

おいしいと感じたら心の中で「おいしい」と呟いてみるのも効果的です。

 

ここで少々不安なのは、私のお弁当は、超質素で、ほぼ毎日同じという問題です。

 

玄米に梅干しを刻んで混ぜ込んだおにぎり、ゆで卵、カラフル野菜のピクルス、豆乳、フルーツ。

 

とりあえず、お腹が重たくこともなく、結構調子よく過ごせるので、これで満足しているのですが、「どれから食べたいか」とか「においをかぐ」とか、毎日同じだと、だんだんと「ハイハイ、わかってますよ」「どうせあの味でしょ」となり、余計雑念が湧いてしまったりしないか心配です。

 

そうなった時はまた考えるとして、しばらく続けてみようと思います。

 

この食べる瞑想は、やってみるとものすごくゆっくり食べることになるので、私の質素なお弁当でもフルコースなみの時間がかかりそうです。

 

でも、そのようにゆっくりと食べることにより、ダイエットにも、とても効果があるそうです。

 

まとめ

イラストAC

復職して1ヶ月経ち、想像以上に外部からの情報に影響されすぎで疲れました。

 

外部からの刺激でネガティブな思考に巻き込まれることを避けるため、マインドフルネスの瞑想を始めようと思います。

 

まずは、『マインドフルネスの教科書』で紹介されていた、普段の生活でできる「歩きの瞑想」と「食べる瞑想」に挑戦です。

 

本当に、雑念が消えて、ゴミ屋敷になりかけている頭の中がスッキリするか半信半疑ですが、しばらく続けてみて、また変化があればご報告したいと思います。

 

 

本日もお読み頂きありがとうございました。