三日月のおしゃべり

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身延山久遠寺でミニマム観光! 時間がなくても体力が無くても楽しめます

8月18日(日)テレビ朝日の『ポツンと一軒家』では、山梨県南巨摩郡にある七面山「晴雲坊36丁」という施設が登場しましたね。

 

(我が家では最近『ポツンと一軒家』が人気なのです。)

 

先日家族で行った山梨旅行でも山梨県南巨摩郡に行ったのでシンクロしました!

 

七面山といえば日蓮宗の聖地です。

 

旅行では残念ながら七面山には行けませんでしたが、日蓮宗総本山、身延山久遠寺の観光をしたので、今日はその時のことを書いてみたいと思います。

 

 

時短で観光する身延山久遠寺

身延山は日蓮宗のお山です。

 

身延山の標高は1,153 m。400m付近に久遠寺があり、山頂には奥之院思親閣があります。

 

でも、日蓮宗所縁の地をすべて見学しようと思ったら1日あっても足りないと思いますので、時間が無い時は、久遠寺の見学だけでも見ごたえがありますよ。

 

身延山久遠寺観光ルート

本当は、総門 ⇒ 三門 ⇒ 菩提梯 ⇒ 久遠寺、と見学するのがよいのだと思います。

 

総門を入ると賑やかにお店が並ぶ門前町が続き、その先に三門があります。

 

三門を入ると、非日常的な世界。

 

杉並木を進むと見上げるような菩提梯(ぼだいてい)が現れ、菩薩梯を上りきったところが久遠寺です。

 

菩薩梯を登り切れば涅槃に達すると言われ、南無妙法蓮華経の7字になぞらえ、7区画に分けられているそうです。

 

この菩提梯は287段の石段で、高低差が104mもあり、かなりきつそうです。

 

菩薩梯の他、男坂、女坂を上るルートもありますので、ゆっくりとハイキングを楽しむのも良いですね。

 

でも体力に自信がなくても、時間が無くても、お山の上の久遠寺に行けるので安心してください。

  

久遠寺には車で行ける

我が家も、車で久遠寺のすぐ下にあるせいしん駐車場(大型車・普通車130台)まで行きましたよ。

 

さらに、駐車場から久遠寺に上っていくのに、スロープカー(斜行エレベータ)があるので、誰でも安心して久遠寺までたどり着けるのです。

スロープカー

スロープカーの中から見た光景。やっぱり標高高いですね。

 

このスロープカー、快適なのに無料なのです! 太っ腹!

 

お賽銭箱が置いてあるので、感謝を込めて納めさせて頂きましたよ。

 

身延山久遠寺を拝観する

スロープカーを降りると、壮大な久遠寺の敷地が広がります。

 

なんと敷地が東京ドーム383個分だそうです。

 

久遠寺地図

まず目に入ってきたのが五重塔

 

明治8年の大火により焼失した五重塔は、2009年5月に134年ぶり再建されたということです。

 

木材は全て国産を使用し、設計から工法にいたるまで400年前に建てられた元和の塔を復元したのだそうです。

 

久遠寺五重塔

 

そして、上から菩提梯を覗いてみました。

菩提梯

高所恐怖症の私には、見下ろすのも怖いです!

 

石段をバックに自撮りしていたおじさんがいたのですが、「落ちないで~」と冷や冷やしてしまいました。

 

菩提梯の両脇の杉並木が、なんとも神聖な雰囲気を醸し出していました。

 

この菩薩梯を一段一段登ることで、煩悩が消えていくのでしょうね。

 

一度は登ってみたいと思いました。

  

久遠寺本堂

本堂はも1985年に再建されたものです。間口32メートル、奥行51メートル。一度に1,500人の法要を奉行できるそうですよ。

 

 久遠寺は度々火災に見舞われたということで、特に明治8年の大火ではほとんどの建物が焼失してしまったそうです。

 

だから、現存する建物は比較的新しいものなのですね。

 

でも、これだけの建物を再建できるということは、日蓮宗のパワーは凄いです。

 

久遠寺 祖師堂

 

本堂、祖師堂、報恩閣、、、関係者以外立ち入り禁止の場所もありますが、宝物館以外は無料で拝観できます。

 

久遠寺

屋根の下の細工が美しい!

 

像の飾りが印象的でした。

 

久遠寺

 

大鐘楼にも狛犬などの細工があり、木目が美しいです。

久遠寺 鐘

 

苦難に満ちた日蓮聖人の生涯と身延山

 各建物は回廊でつながっているのですが、途中の廊下に『日蓮聖人傳絵巻』から主要場面が飾られていました。

 

日蓮聖人傳絵巻1

 

絵巻の解説から、日蓮聖人の苦難の生涯を知ることが出来ます。

 

地震や洪水、飢餓、病役、争乱などが相次いだ鎌倉時代に、「法華経」の教えによってすべての人々を救おうとした日蓮聖人は、三度にわたって幕府に諫言を行いましたが、幕府の怒りを買い、命を狙われたり、伊豆や佐渡に流されました。

 

その後流罪を許された日蓮聖人は、鎌倉を去り、1274年に身延山に入山すると、約9年にわたり大勢の弟子や信者とともに法華経の講義や唱題修行に精進しました。

 

1281年には十間四面の大堂を建立し、「身延山妙法華院久遠寺」と命名しました。

 

翌1282年、日蓮聖人は療養と両親の墓参のために一度身延山を下りて常陸国(茨城県)に向かいましたが、その途中で病状が悪化し、武蔵の国池上(東京都大田区)で61年の生涯を静かに閉じたということです。

 

日蓮聖人は「いずくにて死に候とも墓をば身延の沢にせさせ候べく候」という遺言を残し、遺骨は身延山に戻ったそうです。

日蓮聖人傳絵巻2

 

その後、身延山久遠寺は日蓮聖人の弟子らによって継承され、約200年後の1475年に現在の地へと移転されました。

 

そして、武田氏や徳川家の崇拝、外護を受け、また領主などからも手厚く守られて栄えていきました。

 

日蓮聖人が法華経に命をささげた身延山久遠寺は、その後も日蓮宗の総本山として門下の厚い信仰を集め続け、今も日蓮聖人を慕う人々の心の聖地として多くの人が参詣に訪れているということです。

 

身延山久遠寺アクセス

身延山久遠寺所在地

〒409-2593
山梨県南巨摩郡身延町身延3567
TEL 0556-62-1011(代)  FAX 0556-62-1094 

 

【車を利用の場合】

(東京方面)

★新宿-(中央自動車道・中部横断道)-下部温泉早川IC-(国道52号)-身延/約2時間

★東京-(東名・新東名高速)-新清水JCT-富沢IC-(国道52号)-身延/約2時間30分

 

(大阪方面)

★小牧JCT-(中央自動車道・中部横断道)-下部温泉早川IC-(国道52号)-身延/約3時間30分

★小牧JCT-(東名・新東名高速)-新清水JCT-富沢IC-(国道52号)-身延/約3時間10分 

 

【電車を利用の場合】

(東京方面)

★新宿-(JR中央本線特急/約1時間40分)-甲府-(JR身延線特急/約1時間)-身延駅

★東京-(JR東海道新幹線/約1時間15分)-新富士 -(バス・タクシー/約10分)-富士-(JR身延線特急/約1時間)-身延駅

※新富士-富士駅間は、バス・タクシー等を利用

 

(大阪方面)

★新大阪-(JR東海道新幹線/約2時間30分)-静岡-(JR身延線直通特急/約1時間20分)-身延駅

 

その他高速バス等も利用できます。

詳細は身延山久遠寺公式サイトをご覧ください。

www.kuonji.jp

まとめ

 私たちは2時間くらいでしたが日蓮宗総本山の身延山久遠寺を観光しました。

 

この空間にいると、700年以上の時を経て、今なお多くの信者の方々に守られ、信仰が受け継がれている日蓮宗の力強さを感じます。

 

火災により焼失した建物も今では美しく復元され、日蓮聖人がどれだけ多くの人々から支持され尊敬されていたかがよくわかります。

 

春には敷地内の樹齢400年のしだれ桜が見事に咲き、秋には山の紅葉が美しいということですので、今度はゆっくりと時間をかけて観光したいと思います。

 

身延山観光の後、世界最古の旅館 西山温泉『慶雲館』に泊まる人も多いようです。

『慶雲館』については以下の記事も読んでみて下さいね。

www.mikazuki8.com

本日もお読み頂きありがとうございました。